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それでは、なぜ多額の資金を調達し、面倒な手続きをしてまで、多くの法人が存在するのでしょうか?
それは「法人」には、事業を拡大するうえで大きなメリットが3つ存在するからです。
1) 社会的信用が上がる。
自然に考えれば、「個人事業」より「法人」の方が、社会的信用が高いというのは容易に理解できると思います。
もし自分なら、取引先の相手として「個人」を選ぶか「法人」を選ぶのかを考えてみて下さい。
企業の中には、新規の取引先については『法人としか取引が出来ない』などと、社内規定を設けているところがあるくらいなのです。
2) 資金の調達が容易になる。
1) の「社会的信用が上がる」の延長線上の問題です。
銀行から融資を受ける場合には審査が行われますが、この審査においては「個人事業」より「法人」のほうがポイントは高くなっています。
しかし、現実には「法人」だからといって、簡単に開業資金を融資してくれる銀行なんて存在しません。“担保がある”だの“財力のある連帯保証人がいる”などの要件を満たしていない限り、銀行から融資は受けられません。
3) 税務上有利になる。
「個人事業」の場合には、所得が増えれば増えるほど税率が高くなる『超過累進課税』が採用されています。売上が多ければ多いほど税率が高くなるわけです。
しかし、「法人」の場合には、税率は『法人所得』の税率が適用され、原則一定です。
つまり「法人」のほうが、売上が多ければ多いほど、利益が多くなるという構造になっています
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